「スタッフとお客さまとの二人三脚」で辛い症状を改善
腰部脊柱管狭窄症で当院に来られて1年になるお客さまの話です。
初診で当院の門を叩かれたときは、200mほど離れた駐車場から当院まで歩くのに太ももから膝にかけて痛みが走り、しばらく休憩してはまた歩き、何度も休みながらようやく当院にたどり着いたという状態でした。
整形外科で腰部脊柱管狭窄症と診断されて手術が必要と言われたとのこと。
若いころスポーツをしていて体力的には自信があるものの、70歳を過ぎた年齢なので手術をせずに根本治療をしてくれる整体院が無いか探していたところ、当院を知り藁にもすがる思いでやってきたということでした。
歩くと左太ももから膝にかけて痛みが強くなるので右足でかばうようにして歩いているため、左太ももの筋肉は細くなってしまっており、
骨盤が傾き左足を引きずるような歩き方、まっすぐ歩いているつもりが知らず知らずのうちに左方向に行ってしまう、という状態でした。
長く歩き続けることはできず、2~30mくらい歩くのがやっと。背中を後ろに反らすと腰に痛みが走る典型的な症状もありました。
そこで、骨盤周りの筋肉を十分にほぐして仙腸関節の調整を行い左右の足の長さのバランスを整える施術をおこなった後、症状を確認しました。
反り返った時の痛みは残るものの、腰周りが軽くなり院内を10mくらい歩いても来た時のような太ももや膝の痛みを感じなくなりました。
「効いてそうな気がする」というのが第一声でした。
その後、施術に加えてご本人の日々の運動習慣の改善により、週に2回の治療が週に1回となり、そして2週間に1回というふうに治療頻度が少なくなり、1年間通って休憩なしで歩ける距離も1km近くになりました。しかも、当初のような痛みはなく、「治療を受けた日はとても快調」と笑顔で話されます。
ここに至るまでには、施術の効果もさることながら、ご本人の治そうとする意志の強さと「骨盤調整」を信じて治療に向き合われたことが大きいと思います。
まさに「スタッフとお客さまとの二人三脚」の効果と言えます。
当院ではあらゆる症状に対し、全力で改善へのお手伝いをさせていただきますが、症状の根治のためには、ご自身が骨盤調整の効果を信じて根気よく通院され、自宅でも腰回し運動などのセルフケアを実践する、まさに「スタッフとお客さまの二人三脚」で施術効果を引き出すことがとても大切だと思います。